ケイ・テクノス(株)
債務超過が急務

レカムホールディングス(株)
不安要素を抱える

■日用品雑貨卸売（北九州）／(株)タクトワン
販売不振　決済不調　負債総額 約12億円

代　表 ： 藤 嘉量
所在地 ： 北九州市八幡西区大字野面747-1
設　立 ： 2003年４月
資本金 ： 1,000万円
年　商 ： （10/2）約８億8,700万円

　弊誌2010年９月９日号「SIC」にて既報の同社は昨年12月28日の決済不調に続き、５月２日に再度の決済不調に陥った。負債総額は約12億円が見込まれる。

■広告代理（福岡）／(株)企画屋本舗
採算割れ　破産手続申請準備中　負債総額 約5,200万円

代　表 ： 永江 格
所在地 ： 福岡市博多区吉塚本町9-15
設　立 ： 2000年11月
資本金 ： 1,000万円
年　商 ： （10/10）約5,600万円

　５月10日、同社は破産手続申請の準備に入った。担当は吉原洋弁護士（福岡セントラル法律事務所、福岡市中央区舞鶴3-1-8、電話：092-771-7431）ほか１名。負債総額は約5,200万円が見込まれる。

■水産物加工（福岡）／(有)デイ・エス・ピー・シー
販売不振　破産手続申請準備中　負債総額 8,095万円

代　表 ： 村上 恭二
所在地 ： 福岡市南区高木1-16-20
設　立 ： 1979年10月
資本金 ： 300万円
年　商 ： （09/6）約４億7,000万円

　５月６日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は諌山佳恵弁護士（羽田野総合法律事務所、福岡市中央区大名2-4-19、電話：092-715-5251）。負債総額は8,095万円が見込まれる。

■土木工事（宮崎）／押川産業(株)
【続報】債権者判明　負債総額 約２億1,200万円

代　表 ： 押川 恵
所在地 ： 宮崎県都城市梅北町1829
設　立 ： 1986年７月
資本金 ： 2,300万円
年　商 ： （09/5）２億3,189万円

　弊誌１月31日号「モルグ」にて既報の同社の債権者が判明した。申請代理人は大塚幸治弁護士（弁護士法人大塚法律事務所、宮崎県都城市八幡町1街区1-1、電話：0986-46-9666）。負債総額は約２億1,200万円が見込まれる。

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■特集・地場の「元気印」企業
企業理念は「挑戦・革新・共生」　太陽光発電で全国制覇を目指す
ロハスホールディングス(株)　代表取締役兼CEO　内田 俊一郎 氏

　企業理念として「挑戦・革新・共生」を掲げ、太陽光発電専門業者として業績を伸ばしているロハスホールディングス(株)。ロゴマークのダイヤモンドリングは"希望"、企業カラーのブラックは"どんな色にも染まらない＝想いがぶれない"という意味を持つ。太陽光業界の全国制覇を目標にする同社代表取締役会長兼CEOの内田俊一郎氏に、ポスト大震災の自然エネルギーのあり方について話を聞いた。

○一家に1台の時代に
○今後は産業用に注力
○スマートグリッドと太陽光

■特集・地場の「元気印」企業
マンション市場における優位性は土地仕入に対する情報収集力ありき
照栄建設(株)　代表取締役　中村 悦治 氏

　「誠意・技術・信頼」を基本理念に掲げ、立地の確保から建築設計、施工、補修管理まで多様なニーズに応えた建築物を提供し続ける地場総合建設の雄、照栄建設(株)。さまざまな住宅建築を手がけてきているなか、群雄割拠の福岡市およびその周辺地区のマンション市場において、同社の分譲マンションの販売力は群を抜いている。競合激化の市場で常に健闘する同社の強みについて、同社代表取締役の中村悦治氏に話を聞いた。

○徹底した地域密着
○ローでもハイでもない商品
○少数精鋭の情報収集力

■特集・地場の「元気印」企業
建設業に革命をもたらす設計の3次元化と情報共有化
ペーパレススタジオジャパン(株)　代表取締役　勝目 高行 氏

　東日本大震災の被災地・福島において、仮設住宅500戸の設計依頼を手がけている福岡の設計会社、ペーパレススタジオジャパン(株)。今回の設計で要求されたのは、福岡ではあまり馴染みない「積雪1mに耐える」というものと、非常に短期間での設計。同社がこの条件をクリアするにあたって、最大限に活用したのが「BIM」という新システム。同社代表取締役の勝目高行氏に、詳しいお話を聞いた。

○耐積雪１ｍの仮設住宅
○建設革命「BIM」
○建築のIT化

■特集・地場の「元気印」企業
本質的価値の変化に対応する次世代に持続可能な飲食店
(株)ゴールデンタイムス　代表取締役　他力 定信 氏

　消費低迷の影響を大きく受ける外食産業のなかで、週末いつも予約で満席になる繁盛店が福岡市中央区大名にある。「創作コリアンダイニング・ゴールデンタイムス」は、2010年２月に３号店を出店して以来、毎月客数を増やしている超人気店だ。この飽食の時代に、腹を満たすことだけではない哲学重視の飲食店経営に、次世代のビジネスの在り方を予感した。

○今般の飲食ビジネス事情
○景気どん底のなかで誕生
○従業員が楽しめる職場

■群雄割拠の健食薬系事情
マツキヨ創業家のDNA再点灯でDgSトップをひた走る

　DgS業界を取り巻く経営環境は、規制緩和や異業種参入でますます厳しさを増している。欧米の小売業界と比較すると、あらゆる分野で我が国は、業種・業態を問わず数が多すぎる。

○あらゆる業界で再編が加速する
○弱冠38歳のトップの経営手腕は！？
○名物松戸市長就任中は無休勤務
○テレビCMからは売れっ子が続々誕生

■企業アーカイブ
トヨタ自動車、世界3位に転落　製造業の"空洞化"の危機

　産業界に衝撃が走った。トヨタ自動車のCFO（最高財務責任者）である小澤哲副社長から"爆弾発言"が飛び出したのだ。５月11日の記者会見で「日本でものづくりを続けることに限界を感じている。（国内生産の縮小を）社長に進言せざるを得ない」と述べた。トヨタは、それまで「雇用を守るため歯を食いしばって国内でがんばる」（豊田章男社長）としてきたが、その方針の大転換である。リーディングカンパニーであるトヨタが生産拠点を海外に移転すれば、日本経済へおよぼす影響は大きい。製造業の海外移転が加速。日本経済の"空洞化"を覚悟しなければならない事態だ。

○大震災ダメージ受けた自動車産業
○GMとVWに抜かれ３位転落
○中国市場で攻勢を強めるGMとVW
○強まる海外現地生産への移管

■マックス市政ニュース
こども病院、アイランドシティ移転か？髙島市長の判断へ

　５月15日、福岡市役所で行なわれた「こども病院移転計画調査委員会」の第７回は、「平成19年度に検討・検証が行なわれた移転計画」（19年度計画）について市のガバナンス（仕事の進め方）の問題性を指摘するといった検証結果を、髙島宗一郎福岡市長へ報告した。一般市民に開放された会場はほぼ満席となり、インターネットの生中継では総視聴者数が終了時に17,000を超えるなど、市民の関心の高さがうかがえた。

○「19年度計画」の問題性を指摘
○５つの移転先候補地各メリット・デメリット
○アイランドシティ移転 こども病院の将来は？

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