JR九州、3期ぶり黒字 9月中間決算
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九州旅客鉄道(株)(以下、JR九州)は1日、2022年3月期中間連結決算を発表した。それによると売上高は1,701億9,500万円(前年同期比20.2%増)、営業損益は111億8,300万円の黒字(前年同期は40億7,200万円の赤字)、経常損益は118億4,400万円の黒字(同10億6,400万円の赤字)、純損益は120億200万円の黒字(同20億2,500万円の赤字)だった。中間期としては3期ぶりの黒字となる。
セグメント別でみると「運輸サービス」は、鉄道旅客運輸収入の回復などで増収増益、「不動産・ホテル」は、保有資産の売却収入やホテル稼働率の回復により増収増益、「流通・外食」はコンビニ売上高の回復などにより増収増益、「ビジネスサービス」は受注増加により増収増益だった。一方、「建設」は工事の減少などによって減収減益となっている。
23年3月期は売上高3,814億円(前期比15.7%増)、営業利益290億円(同635.2%増)、経常利益300億円(同224.8%増)、純利益266億円(同100.7%増)を見込む。なお、純利益はハウステンボス株売却で得た28億2,000万円を特別利益として反映し、8月予想の245億円から上方修正している。
【新貝 竜也】
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