2024年05月02日( 木 )

医療介護ベッドのプラッツ、やまと産業を買収 マットレス分野の強化へ

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 18日、医療介護用電動ベッドとその関連器具の製造・販売を行う(株)プラッツ(本社:福岡県大野城市、河内谷忠弘代表、以下、同社)は、ウレタンフオームの加工販売を行う、やまと産業(株)(本社:奈良県山辺郡山添村、塩谷裕司代表)の全株式を取得することを発表した。

 同社は、医療介護用電動ベッド事業とともに、周辺機器の主要な製品として、ウレタンフォーム製のマットレスについても積極的に展開している。一方、やまと産業は、日本国内で有数のウレタンフォームの加工設備とウレタンマットレス製品の開発力を有し、国内大手寝具メーカーの製造委託先として長年の取引関係をもつ。やまと産業の23年3月期の業績は、売上高:10億6,100万円、営業利益:5,200万円、経常利益:5,700万円、当期純利益:4,000万円。

 発表によると、今回の買収によって同社は、医療介護用電動ベッドの周辺機器としてのマットレス分野と、個人向けのマットレス製造販売(BtoBtoC)への展開を同時に取り組むことによって、企業グループとしての成長性と収益性の向上ならびに企業価値の向上に努めるとしている。

【寺村 朋輝】

関連記事