2024年05月18日( 土 )

九電工、2024年3月期決算は増収増益 来期も増収増益予想

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 26日、(株)九電工(本社:福岡市南区、石橋和幸代表)は2024年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は4,690億5,700万円(前期比18.5%増)、営業利益は380億1,600万円(同18.5%増)、経常利益は423億6,200万円(同19.5%増)、当期純利益は280億1,700万円(同6.3%増)で、増収増益となった。

 主な決算要因として同社は、民間の都市再開発や半導体工場建設など旺盛な大型設備投資に支えられた堅調な需要によって、過去最大の仕掛工事量を抱えている状態にあるとし、一方で、顕在化したコスト上昇の工事価格への適正な転嫁などをすすめたなどと増収増益の理由を説明している。

 来期(25年3月期)の業績予想については、売上高は5,000億円(前期比6.6%増)、営業利益は395億円(同3.9%増)、経常利益は430億円(同1.5%増)、当期純利益は290億円(同3.5%増)で、増収増益を予想している。

【寺村 朋輝】

関連キーワード

関連記事