一般社団法人　日本フードアドバイザー協会　創始者　宇井義行氏

　―これまで34年間活躍されて、お客様との話やエピソードなどがあれば教えてください。

　宇井　私どもの場合は契約書には顧客情報を守ると明記されておりますので、絶対に口外したことはありません。独立した26歳の頃から、この私の考え方は、変わっていません。コンサルタントは社長、会社の側近です。その会社が、社長と社員の方々と共に頑張ってもらわないといけないわけです。
　これで私は仕事いただいていますが、逆に仕事が取れなかったケースもたくさんあります。私のポリシーとしましては、「いかに会社（店舗）を守るか、社長を守るか」ということばかり考えています。それが大事なことなので、この考えがあったからこそ可愛がっていただけたのかもしれません。
　やはり、外部の人間が可愛がっていただくためには、社員よりもさらにその会社に合わせなければならないと思います。

　―筋が通っていますね。九州では立ち上げたばかりですが、現状、士業の方々の集まり具合はいかがでしょうか。

　宇井　福岡県では、税理士だけを見ても、だいたい1,100件の方が登録しているみたいです。九州全域で4000件弱です。日本フードアドバイザー協会では全国で士業向けのセミナーを企画し、案内FAXを流しておりますが、もっとも反響が大きかったのが、関東と東海でした。その次に九州です。残念ながら、北海道は反応がありませんでした。
　しかし福岡と同様、北海道でやると決めた以上は、いつかは皆さんもわかってくれるということを信じてコツコツ頑張っていきます。

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