2024年05月02日( 木 )

九州経済圏、23年度は1兆円の貿易黒字、輸出は約12兆円で過去最高

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 門司税関発表によると、2023年度の九州経済圏(九州7県、山口、沖縄)の貿易統計(速報値)は、輸出額が11兆9,931億円(前年度比11.0%増)で3年連続の増加となり、1979年度以降で最高額となった。輸入額は10兆9,883億円(同12.6%減)で3年ぶりのマイナス。輸出から輸入を差し引いた額は1兆48億円のプラスで、2年ぶりに輸出超過に転じた。

 輸出では最大品目の自動車が同42.0%増、2位の半導体等電子部品が同18.2%増と牽引した。輸入では最大品目の原油が同16.7%減、2位の石炭が同43.6%減で、ともに3年ぶりに減少に転じた。他方で半導体等電子部品の輸入は同16.5%と伸び率が最も高かった。

【茅野 雅弘】

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