2024年12月23日( 月 )

ジョイフル社 新物件に触手~柳橋連合市場

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 共同事務所移転を巡り、理事長が一時は辞任を口にする事態にまで発展した、柳橋連合市場。同市場内で東京の不動産業、ジョイフルコーポレーションが所有ビルのテナントに対し、立ち退きを強行しているのは、既報の通り

 関係者への取材で、ジョイフル社が同市場内で新たな不動産の取得に向かって動いていることがわかった。取得を目論むのは、昨年末で閉鎖した、ある店舗の不動産。

 ジョイフル社は昨年中にも、別の閉鎖店舗の不動産を競売により、落札、取得している。数年来、市場内の不動産を買い増しており、この動きは今後も続くのだろうか。

 これまでの同社の動向をよく知る市場関係者は「同社保有物件が増えると、トラブルも増えるのではないか」と不安を口にしている。立ち退きなどを要求し、現在も市場内で3件の裁判が進んでいる。

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【東城 洋平】

 

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