2024年11月22日( 金 )

シノケン19年中間 アパート減速もゼネコンほかは好調

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 7日、シノケングループは2019年12月期の中間決算を発表。前年同期比で二桁の減収減益となったが、5月に上方修正していた業績予想は上回った。

 同期は売上高507億円、経常利益55億円を計上。アパートおよびマンション販売による不動産セールス事業は、アパート販売が大幅縮小した影響により前年同期比で25%超の減収減益となったが、マンション販売やゼネコン事業が好調に推移。マンション販売は個人販売に加え業販も行ったといい、アパート販売を除けば増収増益となった。

また、マンションを含む用地仕入れの抑制により、販売用不動産は前期末比で86億円減少(前年同期比11億円増)。有利子負債は9億8,600万円減少(同12億6,900万円減)した。これにより、前期末32.1%だった自己資本比率は39.8%となった。

 下半期からは、アパート用地の仕入れを再強化しているというが、通期の業績予想は据え置いた。なお、同期は売上高900億円、経常利益80億円、当期純利益56億円を予想している

【永上 隼人】

関連キーワード

関連記事