2024年11月27日( 水 )

どちらが本当なの?

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(1)ホテル乱立で共倒れになるのか?

 地元大手ホテルの会長が怒る。「今までホテルが取れなかったことは一度もない。コンサートのときでも結局、部屋の確保はできた。予約があっても必ずキャンセルが発生したから帳尻が合ってきた」と語る。

 そして毎日、ホテルオープンが続く光景を見ながら「これでは必ず共倒れになる。日本人の悪い習性だ。かつて、ボウリングが流行ると誰もがボウリング場経営に乗りだした。結局はすべて潰れた。カラオケボックスも然り。ホテルの淘汰がもう目の前にきている」と予測する。実際、二桁ものホテルを経営する企業は近々、200億円で事業を売却するという噂がある。

(2)観光客=インバウンドが減っているのか!!

中国の友人を福岡空港まで迎えに行った。

 23日、福岡空港国際線での光景。中国の友人が来福するので迎えに行った。飛行機は上海からの便で12時55分着。ターミナルは入出国の客で凄く混雑している。

 この時間帯に離陸する便は1時間に4便ある。どの便もチェックインの手続きに100人単位の乗客が待っている。

 肝心の韓国行きの便にも乗客が殺到している。確かに地方空港からの韓国への各便の閉鎖が相次いでいるが、福岡空港からの韓国行きの便の減便はまだ行われていない。

 中国人の友人が入国した。「本当に満席だった。乗客に占める日本人の割合は40%だったかな。周囲の中国人の大半は日本行きを期待しているよ」と語る。

 現在のところ、韓国からの往来者数は福岡空港でも減少しているが、他の国からの来客数でカバーしている状況のようである。絶対数は少ないが欧米からの観光客が増加している。しかし、韓国からの来客数の減少が1年以上続くことは考えられない。

 国の枠を越え、一人ひとりが希望する国に行き見聞を広めればいいのだ。

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