疑惑の障害福祉コンサル、偽名で再び活動

　障害福祉事業所の開設をコンサルするという名目で、複数の出資金トラブルを発生させていた疑惑のコンサルタント・老田善弘氏が、偽名を用いてビジネス交流会に参加していたことが関係者への取材でわかった。過去に同交流会でトラブルを起こしていたことに加え、今回は偽名での参加だったことを重く見た幹部が各部会に注意喚起の通知を送っている。

　同交流会で老田氏が名乗った名前は「太田剛」。同氏の怪しげな話に、関係者が疑念を抱き、インターネットで検索。NetIBNewsの記事中に同氏の写真を見つけたことで、偽名だったことが発覚したという。本サイトでは、昨年2月以降、同氏の疑惑について、複数回にわたって報じていた。

　老田氏は元同会のメンバーで、在籍中に金銭トラブルを起こしていたことがわかっていた。退会後に、見学者（ビジター）として、会則で上限が決められている2度の参加を行っているため、本来は参加できない。今回は偽名での参加だったため、受付時に発覚しなかったという。

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