【コロナ禍】この1~2週間が「正念場」~佐賀市内飲食店
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新型コロナウイルス感染拡大の影響で、福岡市内の飲食店の客足は例年と比べて軒並み40%から80%減と厳しい状況が続いている。一方、佐賀県ではインバウンド激減の影響は福岡と同様だが、市内のサラリーマンが利用する居酒屋や、カフェなどにはほとんど影響がないとされていた。また、佐賀県は11日に佐賀県内での感染者が出ていないことなどを理由に16日からの県立中学、高校や特別支援学校の再開を決め、各市町にも通知し小中学校の準備を進めていた。
しかし13日夜、佐賀県は県内の大学生の1人が新型コロナウイルスに感染していることを公表した。その後、濃厚接触者を含む23人を特定し、14日に「23人、全員にPCR検査を実施し陰性だった」と公表した。それを受けて、16日に佐賀市の飲食店に電話取材をしたところ、全国放送のテレビなどで大きく取り扱われたことで今後、市民意識の変化が大きく「自粛」に傾くことで客足への影響を心配する声が多かった。
福岡の中洲川端商店街の居酒屋では「安全で衛生的な営業」を全面に打ち出し、逆に客足を伸ばしている店もある。まさに「この1~2週間」が、佐賀市内の飲食店経営者にとっての正念場だろう。
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