【コロナに負けない(43)】コロナに立ち向かう住環境を提供~(株)フビロ
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多様な住宅資材・システム販売や施工を手がける(株)フビロは、高断熱・高気密住宅用資材の草分け的存在としてその普及に尽力してきた。業歴を重ねるなかで積み重ねた豊富な品ぞろえとサービスが同社の強みとなっている。こうしたなか、同社の気密・風量測定事業が注目を集めている。新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、清浄な空気を求める声が日増しに高まっているからだ。
同社は高断熱・高気密住宅に不可欠な「気密性」と「換気システム」に着目し、測定に取り組んできた。送風機や気密測定器などを活用し、数値に表すことで住宅性能の「見える化」を実現し、年間2,000件におよぶ測定を重ねてきた。新型コロナウイルスは一部地区で感染が鈍化し、緊急事態宣言の解除はなされたが、予断を許さない状況が続いている。
空気清浄機能の高い住宅普及は喫緊の課題だ。同社では、「空気清浄機」「換気システム」「エアコン」のメーカー3社とタッグを組み独自の空調システム「Fテック空調」を構築した。
「Fテック空調」は24時間換気システムが、屋外の空気を清らかにして屋内に取り込み、汚れた空気を排気する。結露やカビの発生防止やPm2.5・花粉の除去で効果を発揮してきたが、新型コロナウイルス対策としても期待がもたれる。また、全館空調なので、部屋ごとの温度ムラがなく「ヒートショック」のリスクも軽減される。昨今の住宅性能の向上は効率的なエアコン稼働の実施につながり、電気料金は最大で4割削減が見込める。IoT化にも対応しており、スマートフォンで屋外からエアコンを操作することも可能だ。同社ではほかにも環境や時代に合わせた商材、サービスなど多様な取り組みを行っている。
営業戦略においても新たな展開が始まった。このほど配管資材や工具の販売を手がける(株)プレナム機工(鹿児島)とのグループ化が成されたのだ。フビロ、プレナム機工ともに福岡に拠点を有しており、九州を縦貫する事業所網が構築されたかたちになり、相互の商材供給などの相乗効果も見込まれる。
コロナ禍と向き合うなかで、より強力な組織となって今後も健康や快適と省エネを実現する住環境整備に取り組んでいく構えだ。
<COMPANY INFORMATION>
(株)フビロ
代表取締役社長:福吉 浩樹
取締役会長 :福村 元良
所在地:
(本社)
熊本県熊本市南区江越1-26-9
TEL: 096-311-2072(代) FAX: 096-311-2082
(福岡営業所)
福岡県福岡市早良区野芥7-17-18
TEL: 092-874-5422 FAX: 092-874-5425
(関東営業所)
千葉県市川市富浜2-3-28KSビル2F
TEL: 047-306-7151 FAX:047-306-7152
設立 :1998年10月
資本金:1,000万円
URL :https://jubilo-net.co.jp/法人名
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