20万人のコロナ死者たちへの愛憐の情のかけらも示さないアメリカ大統領選候補たち
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アメリカ大統領選挙候補者「トランプVSバイデン」のテレビ討論(現地時間9月29日)を目撃して9割の人々は「アメリカの終焉」を確信したのではないか!「揚げ足取りの不毛な論争を繰り返す両大頭領候補から大統領を選ばなくてならないとはアメリカ国民たちは可哀想」という本質を捉えていない声が聞こえてきそうだが、このような無様な光景を生んだのはアメリカ国民が低レベルであることによる必然に過ぎない。
新型コロナウイルス感染による死者20万人は戦死者といってよい。アメリカは対コロナ戦争に敗北した事実を隠蔽している。僅か7カ月という期間に20万人を超える死者という凄惨な事態を招いているのだ。彼らの多くは底辺の名も無き人たちで、医療面での処置を受けることなく見捨てられた、いわば戦死者である。両大統領候補たちはこのコロナ戦死者に対して哀悼の意をかけらさえも表明しようとしない。
歴史上アメリカが関係している戦争における戦死者数のデータを下に示しているので参照してほしい。南北戦争では戦死者61万8,000人を生む殺し合いをしており、戦争終結まで4年を要している。第2次世界大戦は29万人の自国民の戦死者を出し、戦争期間は6年におよぶ。このように無策なままであれば、コロナ戦死者は最悪では30万人台に到達するかもしれない。「大ごとだ、異常事態だ」と叫ぶ者が誰もいない。アメリカはおかしくなっている。
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