業態で明暗別れる 上場9社の8月中間決算
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上場9社(子会社を含む。下記)の8月中間決算は、コロナ禍で巣ごもり消費の恩恵を受けた食品スーパー(SM)とディスカウントストアが業績を大幅に伸ばしたのに対し、外出自粛の影響で総合スーパーと百貨店が不振と、業態間で明暗を鮮明に分けた。
SM4社とミスターマックスHDの利益は前年同期比2~3倍に急増した。増収効果に加え、緊急事態宣言でチラシを中止し特売が減ったことで採算が大きく向上した。ミスターマックスHDの粗利益率が前年同期の21.52%から22.65%になったのをはじめ、粗利益率が軒並み改善した。チラシ自粛で販促費が減ったことも利益を押し上げた。
ここぞとばかり稼ぎまくった5社に対し、イズミとイオン九州のGMSと百貨店は来店客数が減り売上が落ち込んだ。
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