2024年12月22日( 日 )

三井不動産、東京ドームにTOB実施か

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 三井不動産が東京ドームに対して株式公開買い付け(TOB)を行おうとしていることがわかった。買収総額は1,000億円規模になるとみられている。

 東京ドームの現在の大株主は香港を拠点とする投資ファンド「オアシス・マネジメント」。オアシスは今年1月30日に、5.4%であった株式保有比率を9.6%に上げ、大株主となっている。これまで東京ドームの経営陣に対し、業績改善・利益率の向上、エンターテインメントを享受する場としての施設の充実などを求めていた。

 三井不動産は「この件については当社からの情報ではないため、お答えすることはできない。正式決定し次第、公表したい」とのこと。今後、三井不動産のTOBが順調に進むのか、どのような運営方針を打ち出すのか、注目される。

【茅野 雅弘】

▼関連記事
香港ファンドが東京ドームとの勝負開始~狙いは、ボールパーク化と命名権か(前)

関連記事