
29日、福岡市は市役所北別館に定期借地権を設定し、公募型プロポーザル方式で優先交渉権を募集することを発表した。参加申請の受付は3月18日まで。提案書の受付は4月23日から30日、優先交渉権の決定は7月上旬を予定している
主な評価の視点は、都心機能の強化や国際競争力を高めるための機能を導入しているか、災害に強い都市構造に寄与するか、天神ビッグバンを象徴するシンボリックなデザインとなっているか、など。また、定期借地の期間は短いものを評価するという。
最低貸付料は年間1億5,176万4,000円。定期借地権の期間は10年以上60年以下の期間で、事業者の提案による。既存建物(市役所北別館)の解体費用は事業者負担で行うことが条件だが、時期などは市との協議によって決定する。市役所北別館の敷地面積は約454坪で、商業地域の容積率800%、建ぺい率80%、高さ規制は86~90mだが、天神ビッグバンの範囲内に含まれており、最大容積は1,400%となる。
【永上 隼人】
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