2024年11月25日( 月 )

ヤマウHD中間決算、増収と大幅増益も、通期は微増を見込む

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 ヤマウホールディングス(株)(本社:福岡市中央区、有田徹也代表)は2日、2024年3月期の連結中間決算(第2四半期決算)を発表した。

 それによると、売上高は83億2,600万円(前年同期比14.5%増)、営業利益が7億8,700万円(同273.2%増)、経常利益が同187.4%増の8億1,600万円、四半期純利益が5億3,400万円(同262.6%増)となった。

 要因としては、コンクリート製品製造・販売事業において、好採算製品が計画より前倒しで出荷できたことや高騰する原材料の販売価格への転嫁も進んだことにより、セグメント売上高が42億8,200万円(同12.1%増)、営業利益が6億3,700万円(同185.0%増)となった。他にも地質調査・コンサルタント業務及び土木工事事業と、高架道路用伸縮装置の製造・販売・設置工事事業においても増収増益となったことが大きく貢献した。

 その一方で、水門・堰の製造及び施工並びに保守事業は売上高10億5,300万円(同11.3%減)、営業損失1億2,200万円(前年同期は営業損失1億1,500万円)となっていた。

 なお、通期業績予想については、売上高は前期比8.1%増の200億円、営業利益は同6.2%増の21億2,000万円、経常利益は同2.1%増の21億5,000万円、当期純利益は同3.5%増の13億7,000万円としている。

【寺村朋輝】

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