2024年11月22日( 金 )

飯塚市のうどん店、家族連れで大繁盛

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 土曜夜、取材帰りに同僚と夕食をとろうと飯塚市内の飲食店を探して回ったが、休日の夜ということもあり、どこも客でいっぱいであった。

 チェーン店ではない地元のお店を探していたどり着いたのが、「あぐんちゃ」といううどん店であった。「あぐんちゃ」は鹿児島・与論島出身の店主が付けたもので、方言で「友達」という意味だそうだ。

 店内を見回すとテーブル席・小上がりの座敷席のほとんどが家族連れでいっぱいになっている。どうやらファミリー向けのお店のようだ。

独特の注文システム
独特の注文システム

    この店の販売システムがまた面白かった。席で注文を受け付けるのでも券売機で食券を買うのでもない。店の入り口付近にある棚にうどんやそばなどメニューの写真がたくさん掲示されており、そこから食べたい料理の写真を取ってレジで渡して会計するのである。メニューはうどん・そばから、セットメニュー、丼物、お子様定食まで50品目くらいある。レジで呼び出しベルを受け取り、返却まですべてセルフとなっている。

 私は天ぷら定食で、うどんにえび天とかしわおにぎりがついていた。同僚はうどんのセットでうどんに唐揚げがついていた。うどんは細麺で出汁も薄口の味である。

 飯塚の知人によると「地元では有名で、安くておいしい」と評判の店という。この店で使われる水は、地下水を汲み上げたもので、駐車場に有料の水くみ場もある。

 飯塚へ行かれる機会があったら、ぜひ、「あぐんちゃ」で食事をされてはいかがだろうか。

【近藤 将勝】

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