2024年11月05日( 火 )

効果的に知名度を上げる地域密着型マーケティングの秘訣

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 今回は「会社(商品)を知ってもらう」という重要なテーマについてお話しします。会社(商品)を知ってもらうための手法は、マーケティングの進化にともない多く存在していますが、そのなかでも知名度の向上は必要不可欠です。

 大手企業がテレビCMを利用するのも、自社や商品の存在を広く知ってもらうためです。また、デジタルプラットフォームを活用した、SNSやインフルエンサーマーケティングの活用も効果的です。地域密着型の広告やイベントを展開することで、地域に根付いた会社(商品)として信頼を築くことができます。知られていなければ、お客さまは店舗やモデルハウスに足を運ぶことはありませんので、知名度向上の施策が重要となってきます。

 かつて、ZOZOの前澤友作社長(当時)がSNSをやる理由について、「ZOZOを知ってもらうためにやっている。知ってもらわなければ買ってもらうこともない」と話していました。この言葉が示すように、「知ってもらうことが、買ってもらうための第一歩」です。大規模な広告展開が難しい場合でも、特定のターゲットやエリアに絞り込んだマーケティングを行うことで、効果的に知名度を高めることができます。

 特定のターゲットに知ってもらうためには、業界紙などへの広告掲載も有効でしょう。より絞った特定のエリアで知名度を高めるためには、アナログな目立つ看板の設置が効果的です。とくに、24時間効果のある夜間に光るエア看板や、フォトスポットにもなる球体型看板は注目を集め、知名度向上に貢献するはずです。

 次回も役立つマーケティング情報をお届けします。


<プロフィール>
山本 啓一

(やまもと・けいいち)
1973年生まれ。大学に5年在学し中退。フリーターを1年経験後、福岡で2年ほど芸人生活を送る。漫才・コントを学び舞台や数回テレビに出るがまったく売れずに引退。27歳で初就職し、過酷な飛び込み営業を経験。努力の末、入社3年後には社内トップとなる売上高1億円を達成。2004年、31歳でエンドライン(株)を創業。わずか2年半で年商1億2,000万円の会社に成長させる。「エッジの効いたアナログ販促」と「成果が見えるメディアサービス」でリアル店舗をモリアゲる「モリアゲアドバイザー」として、福岡を中心として全国にサービス展開中。

月刊誌 I・Bまちづくりに記事を書きませんか?

福岡のまちに関すること、再開発に関すること、建設・不動産業界に関することなどをテーマにオリジナル記事を執筆いただける方を募集しております。

記事の内容は、インタビュー、エリア紹介、業界の課題、統計情報の分析などです。詳しくは掲載実績をご参照ください。

企画から取材、写真撮影、執筆までできる方を募集しております。また、こちらから内容をオーダーすることもございます。報酬は1記事1万円程度から。現在、業界に身を置いている方や趣味で再開発に興味がある方なども大歓迎です。

ご応募いただける場合は、こちらまで。その際、あらかじめ執筆した記事を添付いただけるとスムーズです。不明点ございましたらお気軽にお問い合わせください。(返信にお時間いただく可能性がございます)

関連キーワード

関連記事