2024年10月11日( 金 )

【福岡】再開発ビルさらに敷地拡大、庵道珈琲も

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 解体工事中の福岡天神センタービル東側、喫茶店が入っていたビルの敷地に、野村不動産(東京都新宿区)と竹中工務店(大阪市中央区)が地上権を設定した。

 地上権が設定されたのは、老舗の喫茶店・庵道珈琲店が入っていたビルの敷地で、庵道珈琲店は「天神再開発」を理由に8月20日に、2階の飲食店も同月23日に閉店しており、動向が注目されていた。地上権は9月に設定され、存続期間は「地上権の目的たる建物が竣工した日から60年間」とされている。

庵道珈琲店 天神店のビル(天神2丁目)
庵道珈琲店 天神店のビル(天神2丁目)

 昨年11月、隣接する伊藤ビルにも同様の地上権が設定されており、再開発ビルの敷地はさらに広がった。野村不動産と竹中工務店は、ブロックのうち「天神三井ビル」「福岡証券ビル」、そしてアーウィン(福岡市中央区)が所有する「ドリームステージ天神本店」のビルを除くすべての敷地を手に入れた格好だ。

【永上隼人】

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