2024年12月23日( 月 )

福岡市新青果市場が12日開場、初競り行われる

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itiba 福岡市東区の新青果市場が12日開場し、初競りが行われた。

 初競り式には、高島宗一郎福岡市長、福岡大同青果(株)大野憲俊取締役社長らが参加。高島市長は、「港に直結した立地を活かし、福岡や九州の産品を世界の食卓に届けてきたい。ベジフルスタジアム(新青果市場の名称)を活気ある市場にしていきましょう」とあいさつ。大野社長は「消費者、生産者のみなさんに喜ばれる市場になるために議論を重ねてきた。これからいよいよ活躍の場になる」と抱負を述べた。

あいさつする高島市長<

あいさつする高島市長

あいさつする大野社長<

あいさつする大野社長

 新青果市場(福岡市中央卸売市場青果市場)は、旧3青果市場(青果市場、西部市場、東部市場)の老朽化や取引量の増加などを受け、福岡市東区のアイランドシティに移転統合されたもの。野菜や果物の鮮度を保つ冷蔵コンテナや、密閉式保管施設を整備するほか、残留農薬検査の対象を市外産にも拡大し、九州産の青果物の海外輸出を促進する方針だ。初競りに参加していた仲卸業者の男性は「温度管理機能が整備されて、(以前に比べて)品質管理の面からも良くなったと思う」と話し、利便性向上に満足する声が聞かれた。

競りの様子<

競りの様子

新青果市場内、垂れ幕<

新青果市場内、垂れ幕

【吉井 陸人】

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