ピエトロ2016年３月期、新業態のレストラン開発を進める

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KITTE博多の新店舗

　（株）ピエトロ（本社：福岡市、村田邦彦代表取締役社長）は５月12日、2016年３月期連結決算を発表した。

　グループ連結決算の売上高は、食品事業が堅調に推移したことから97億2,800万円（前期比1.8％増）となった。主力商品のドレッシングが順調に売上を伸ばしたことや、健康を意識した新商品の投入などが功を奏した。原価率の上昇また販管費の増加などから、営業利益は５億2,200万円（同12.8％減）、経常利益は５億700万円（同14.5％減）となった。当期純利益は、保険解約返戻金などの特別利益により３億1,400万円（同6.0％増）となっている。

　同社は、今年４月に新業態の「PREMIO（プレミオ） ピエトロ 海と畑のパスタ店」をKITTE博多にオープンした。同店は従来のピエトロよりワンランク上の海と畑の素材を使用し、プレミアム感のあるメニューを取り扱っている。今後も立地に応じて新業態の店舗を開発していく方針。

　次期連結業績の見通しは、売上高100億円（当期比208％増）、営業利益６億円（同14.8％増）、経常利益５億円8,000万円（同14.3％増）、当期純利益３億円3,000万円（同4.8％増）を見込む。