2024年12月24日( 火 )

九州地銀の平成29年3月期(中間)決算発表~今日ピーク

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 九州地銀18行の平成29年3月期第2四半期(28年9月期)中間決算は、別表の通り、昨日までに11行が発表を終えている。
 昨日に続いて今日5行が発表を予定しており、宮崎太陽銀行が午後1時30分。福岡中央銀行が午後2時。南日本銀行が午後2時30分。北九州銀行(山口FG)が午後3時。豊和銀行が午後4時を予定している。
 昨年発表のトップは宮崎銀行と北九州銀行が11月8日だった。曜日の関係も影響しているが、今年のトップは西日本FH(10月3日設立)傘下の西日本シティ銀行と長崎銀行。宮崎銀行は祝意を表して首位の座を譲った格好だ。
 昨年最終だった豊和銀行はその座を九州FGと交代。九州FGが遅くなった一因は、熊本地震の影響があったものと思われる。
 米大統領選でトランプ候補が選出されたことで、9日の日経平均株価(終値)は、前日比▲919円84銭の1万6,251円54銭と大幅に下落。まさにその日に決算発表した大分銀行、宮崎銀行、十八銀行、佐賀共栄銀行の4行は、先行きが見えずハラハラドキドキだったのではないだろうか。一方株価が急回復した10日に決算発表したふくおかFG(3行)や筑邦銀行、佐賀銀行の3行は、トランプさまさまだったといえよう。
 トランプ効果の影響もまだ続いており、今日の日経平均株価(前場)の終値は、前日比+49円30銭の1万7,393円72銭となっており、今日決算発表予定の5行も、発表内容は別にして、まずは一安心といったところではないだろうか。

【北山 譲】

hh

 

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