アメイズ16年11月期 既存店好調で増収増益～HOTEL AZ 75店舗に

　郊外型ロードサイドビジネスホテル「HOTEL AZ」を展開する（株）アメイズ（本社：大分市、穴見賢一代表取締役社長）の2016年11月期は、昨年開店した既存店舗の利用の増加などにより、前期に比べ増収増益となった。同社は、当期において「HOTEL AZ」を91室タイプ６店、133室タイプ４店の計10店舗を新規開店。ホテルを75店舗（直営72、FC３）、館外飲食店を５店舗とした。

　16年11月期の業績は、売上高124億8,700万円（前期比14.5％増）、営業利益22億7,100万円（同35.2％増）、経常利益18億1,700万円（同34.6％増）、当期純利益10億3,300万円（同28.0％増）。ROE15.2％（前期比2.2ポイント増）、ROA6.9％（同1.2ポイント増）、売上高営業利益率18.2％（同2.8ポイント増）と収益性で改善が見られた。

　ローコスト・オペレーションで収益性を高め、価格に還元することで、リピート率向上とさらなる顧客獲得を図る同社のホテル事業戦略が、結果に結び付いていると言えるだろう。同社は17年11月期で、売上高130億円、営業利益25億円、経常利益20億7,000万円、当期純利益12億3,000万円と増収増益を見込んでいる。

【山下　康太】