積み重ねてきた実績と信頼　80年以上の業歴を誇る地場老舗総合建設業者

東洋建設工業（株）

地域に根ざした総合建設業者

　私たちの生活に「なくてはならないもの」、エネルギー。1934年の創業以来、プロパンガス供給や太陽光発電システムの販売・設置・施工などのエネルギー事業を軸に、社会に貢献し続ける高松産業㈱。同社は、多様化する顧客のニーズに応えるために、グループ体制へと変革を遂げてきた。

　そして、高松産業グループの一員として、建築・土木工事の施工を主に請け負う総合建設業者が、東洋建設工業株式会社である。同社は住吉組として創業され、土木工事を主に活動を展開し、地場を中心に受注基盤を確立。49年に現商号へ変更し、業容を拡大していく。近年はとくに建築工事で手腕を発揮し続けており、その誠実でスピード感ある仕事は、多くの顧客から篤い信頼を寄せられている。
　そんな同社が掲げる目標は、「住みよい街づくり」。この目標の達成は、「顧客の満足」と「社会への貢献」にも繋がる。この実現のために、同社では現場におけるルールの遵守とモラルの向上を徹底している。その結果として、社員1人ひとりがプロフェッショナルとして顧客の希望を叶え、社会の信頼を得られる製品・サービスを提供している。 また、品質の向上と改善のため、不断の努力と継続的な改善を重ね、日々成長し続けている。 同社は今後、街という枠にとらわれず「住み良い環境づくり」というテーマのもと、地域社会への貢献・地域文化の向上にも貢献できるよう邁進していく。

幅広い事業展開と積み重ねてきた実績

　同社が手がけるのは、建築・土木工事事業だけではない。80年を超える業歴のなかで培ってきたノウハウをもとにした、企画から土地探し、施工、アフターサービスまでのワンストップ型のサービス展開もおこなっている。家賃査定から事業収支作成、実際に計画素案がまとまってからの資金調達のお手伝いまで、同社が責任を持ってサポートしている。

　多岐に渡る物件を手がける同社。いくつか例を挙げると、福岡県久留米市の「アメイズ諏訪野」や「水城病院高専住宅」などがある。この他、多くのマンションや金融機関の新築工事なども手がけている。

　順風満帆にみえる同社だが、課題もある。同社に限らず、建設業界共通の課題として上げられる「人材不足」、とりわけ「若手不足」がそれだ。近年、慢性的な人手不足が続く業界にとって、次世代を担う人材の育成は急務であるといえる。しかし、高松産業グループの一員である同社は、グループ内でのシナジー効果にも期待が持てる。積極的な人材交流など、グループの強みを生かした取り組みも可能だ。課題解決は十分可能である。

　高松産業グループとしての強み。そして、東洋建設工業としての強み。創業80年を越える実績と、顧客との間に築いてきた信頼関係。期待されることの喜びと、それにともなう責任。 同社はこの2つを胸に、2017年も社会にとってなくてはならない存在として、さらに進化し続けていく。

【代　源太朗】

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