鹿児島県労働基準協会に臨時監査～資格試験の答案用紙偽造問題で

不正を指示したとされるＮ総務部長

　鹿児島労働局健康安全課は今日午前、鹿児島県労働基準協会に臨時監査に入った。既報の通り、「ガス溶接作業者」試験で答案用紙の偽造が行われた件を調べるもの。同課職員４人が協会本部に入って、関係書類などを押収している。

　監査は複数日に渡って行われる予定。これまで同課はNetIB-News編集部の取材に対して「調査方法については、答えられない」としてきた。今日取材に応じた同課職員は、「これまで、こちらの手の内を見せるわけにはいかないので、監査に入る日時などを伏せてきた」と述べた。

　協会の不正疑惑をめぐっては、本日付の『南日本新聞』（鹿児島の地元紙）でも報じられていた。

【小山田　浩介】