30日の日経平均株価~前週末比+3円22銭
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27日の東京株式市場で日経平均株価(終値)は2万2,008円45銭と、21年3カ月ぶりに2万2千円台に突入した。30日も始値2万2,047円95銭。高値2万2,086円88銭と好調な滑り出しを見せたが、後半に入ると前週末比で下げに転じた。前場の終値は▲18.11円の2万1,921円24銭だった。
後場に入ると下げが加速。一時、前週末比▲87.21円安の2万1,991円に下落。その後買戻され、結局30日の日経平均株価は前日比+3.22円の2万2,011円67銭と、27日の終値をわずかではあるが上回った。ドル円は113円台半ばで推移している。
前週まではほぼ一本調子の上昇だったが、その反動で利益確定の売りが増えたことが挙げられる。株式市場関係者からは「海外投資家の買いは続いているが、個人の売りが相場の上値を重くしている」との声が聞かれる。
一方九州地銀8行(含むFG・FH)の株価は【表2】の通り、後場に入り上げが優勢となった。上げは北九州銀行を傘下に持つ山口FGなど5行。下げはふくおかFGと宮崎銀行の2行で、前日比±0は大分銀行だった。
いよいよ明日は月末を迎える。また1週間後の来月5日(月)から7日(水)まで3日間の日程で、アメリカのトランプ大統領が来日する予定であり、北朝鮮の動きも気になるところだ。
国際情勢が緊迫化するなか、株価は2万3千円台を目指すのか。それとも2万1千円台に逆戻りするのか。今はまさに胸突き八丁の局面といえそうだ。
【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】
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