2024年11月23日( 土 )

今日の日経平均株価~前日比▲650.23円の20,977円11銭

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 25日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に下落した。終値は前週末比▲650円23銭(▲3.01%)の2万977円11銭と、節目の2万1千円を割り込んで取引を終えた。

 下げの要因は、先週末の米債券市場で10年物国債の利回りが3カ月物を下回り、長短金利が逆転する「逆イールド」と呼ばれる現象が発生。公表された経済指標などから米景気の悪化が懸念され、ダウ平均株価が前日比▲460.19ドルの2万5,502ドル32セントで取引を終えたことによる。東京外国為替市場でも1ドル=109円台後半と円高傾向が進んでいる。

 その流れを受けて九州地銀8行 (FG・FHを含む)の株価(東証・福証)も値を大きく下げている。

【表2】を見ていただきたい。
~この表から見えるもの~
◆一番大きく値下がりしたのは西日本FH。前日比▲47円の946円で▲4.73%。
・2位は大分銀行。前日比▲135円の3,480円で▲3.73%。3位は佐賀銀行。前日比▲73円の1,883円で同じく▲3.73%。
・4位は4月1日にふくおかFGと経営統合を予定している十八銀行。前日比▲105円の2,776円で▲3.64%。以下、ふくおかFG(▲3.15%)、宮崎銀行(▲3.01%)、九州FG(▲2.70%)、山口FG(▲2.69%)となっている。はたして、大きく値を下げた株価は期末までに値を戻すことになるのだろうか。

【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】

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