2024年11月23日( 土 )

週明け1日の日経平均株価大幅に上昇

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 週明け1日の東京株式市場における日経平均株価は、前週末の終値より454円05銭高い2万1,729.円97銭で今日の取引を終えた。

 週末6月29日、大阪で行われた米中首脳会談で米国側が対中国の追加関税発動を見送ると表明。また中国通信機器大手、ファーウェイへの米企業による輸出も認め、米中摩擦の緩和への期待から全面高となった。

 1日の東京外国為替市場でも、先行きのリスクが低下したとの見方から、安全資産として買われていた円を売りドルを買う動きが出て、円相場は1ドル=108円35銭(15時09分現在)と、円安ドル高傾向となっている。

 その影響を受けて九州地銀の株価も全銘柄が上昇している。【表1】を見ていただきたい。東証1部に上場している九州地銀(含むFH・FG)の株価推移表である。

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~この表から見えるもの~

 大きく値を上げたのは宮崎銀行で前日比+104円の2,513円(前日比4.32%増)。2位は佐賀銀行で前日比+65円の1,608円(前日比4.21%増)となっている。ここまでが4%を超える大幅な上昇となっている。

 3位は西日本FHで、前日比+26円の801円(前日比3.35%増)。4位は北九州銀行を傘下に持つ山口FGで前日+23円の759円(前日比3.13%増)。

・以下、九州FG(前日比1.88増)、大分銀行(前日比1.49増)、ふくおかFG(前日比0.86増)となっている。

<まとめ>

今日の株価は大幅に上昇したものの、九州地銀の株価は昨年の6月末からは大幅に下落しているのがわかる。はたして、九州地銀の株価は昨年6月の水準まで戻ることはあるだろうか。

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【(株)データ・マックス顧問 浜崎 裕治】

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