3日の日経平均株価~NYダウに連動し大幅な下げ
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朝方に終わった2日のニューヨーク株式市場は米景気の先行き懸念が広がるなかで売られ、優良株で構成するNダウ平均株価は【表1】の通り、前日比▲494.42ドルの2万6,078ドル62セントと、大幅に値を下げて取引を終えた。
その流れを受けて、3日の東京市場における日経平均株価も【表2】の通り、始値から大幅に続落。安値は一時500円超下げたが、終値は前日比▲436.87円の2万1,341円74銭と大幅に値を下げて取引を終えている。
【表3】を見ていただきたい。9月のNYダウ平均株価と日経平均株価の連動率は73.7%だったが、10月の3営業日連動率は100%となっている。
・1日に発表された9月の日銀短観によると、大企業・製造業の企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は前回6月調査のプラス7から2ポイント悪化のプラス5で、悪化は3期連続だった。景気悪化に歯止めがかかると見られていたが、新たに米国経済の動向が、日経平均株価を大きく左右することになりそうだ。
【表4】を見ていただきたい。九州地銀の株価である。
~この表から見えるもの~
九州地銀の株価も大きく値を下げて取引を終えている。大分銀行で前日比▲124円の2,853円(▲4.17%減)。次が宮崎銀行で前日比▲93円の2,417円(▲3.71%)。北九州銀行を傘下に持つ山口FGで前日比▲28円の747円(▲3.61%)。ここまでが3%以上値を下げている。
以下、東証上場株は次の通りとなっている。
・佐賀銀行は前日比▲45円の1,506円(▲2.90%)。
・西日本FHは前日比▲18円の748円(▲2.35%)。
・ふくおかFGは前日比▲38円の2,026円(▲1.84%)。
・九州FGは前日比▲7円の748円(▲1.59%)。10月3日の福証上場株式を見ると、筑邦銀行と南日本銀行の2行は取引なし。
・豊和銀行は前日比▲25円の680円(▲3.55%)
・福岡中央銀行は前日比▲70円の3,515円(▲1.95%)
・宮崎太陽銀行は前日比▲15円の1,200円(▲1.23%)となっている。はたして明日以降、日経平均株価と九州地銀の株価はどのような動きを見せるのだろうか。【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】
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