2024年11月27日( 水 )

下げが止まらない九州地銀の株価

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【表1】を見ていただきたい。日経平均株価の推移表である。

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~この表から見えるもの~

 今日2月18日の東京株式市場における日経平均株価は、「米アップルが、1-3月期の売上高が会社予想に届かない見通しだ」と発表したことを受け、電子部品株や半導体関連株を中心に幅広く売られたことや、新型コロナウイルスによる感染拡大による世界経済への影響は避けられないとの見方が広がり、終値は前日比▲329円44銭の2万3,193円80銭(前日比▲1.40%)と、4日続落して取引を終えている。

 2月17日のニューヨーク株式市場は、「ワシントンの誕生日」で休日。明日の日経平均株価は18日のダウ平均株価の動き次第といえそうだ。

【表2】を見ていただきたい。東証一部上場の九州地銀7行(含むFG・FH)の株価推移表である。

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~この表から見えるもの~

 九州地銀の株価は下げか止まらない状況が続いている。年初来高値と安値を比較すると、大きく下げているのは北九州銀行を傘下に置く山口FGで▲42.69%(1,129円→647円)。

・以下、西日本FHは▲39.58%(1,041円→629円)。大分銀行は▲37.79%(3,710円→2,308円)。ふくおかFGは▲36.65%(2,677円→1,696円)と、大きく値を下げているのがわかる。

 昨年12月30日と今日18日の株価を比較すると、大きく下げているのは西日本FHで、前年末比▲172円(▲20.07%)。次が大分銀行で前年末比▲469円(▲16.85%)。以下、全7行が10%を超えるマイナスとなっている。

<まとめ>

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 九州地銀7行の株価の最高値は19年1月から19年5月と幅があるが、最安値は19年8月に集中しているのがわかる。このなかで目に付くのは大分銀行。今日18日の終値は前日比▲51円の2,314円(前日比▲2.16%)だったものの、最安値は2,308円(前日比▲57円だった。当面、大分銀行の株価に注目が集まることになりそうだ。

【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】

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