2024年12月24日( 火 )

九州地銀7行(含むFG・FH)の株価~高安まちまち

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 本日(26日)の東京株式市場における日経平均株価は【表1】の通り、始値は前日比マイナスでスタートしたものの、後場に入り値を戻し、終値は前日比▲179.22円の2万2,426円19銭(▲0.79%)と、下げ幅を縮小して取引を終えている。

※クリックで拡大

 その流れを受けて九州地銀の株価も始値は前日比マイナスでスタートしたものの、日経平均株価が値を戻すにつれて、プラスに転じる銀行も出てきた。

※クリックで拡大

 【表2】を見ていただきたい。九州地銀7行(含むFG・FH)の株価推移表である。

~これらの表から見えるもの~

 株価が前日比プラスに転じたのは、宮崎銀行、九州FG、西日本FHの3行。

・宮崎銀行は前日比+18円の2,257円(前日比0.80%増)
・九州FGは前日比+2円の395円(前日比0.51%増)
・西日本FHは前日比+1円の652円(前日比0.15%増)

 前日より株価が下がったのは北九州銀行を傘下に置く山口FG、佐賀銀行、大分銀行、ふくおかFGの4行。

・山口FGは前日比▲12円の607円(前日比▲1.94%)
・佐賀銀行は前日比▲25円の1,426円(前日比▲1.72%)
・大分銀行は前日比▲20円の2,157円(前日比▲0.92%)
・ふくおかFGは前日比▲12円の1,774円(前日比▲0.67%)

<まとめ>

 ふくおかFGの年初来最安値は19年8月15日の1,696円。今日の株価は1,774円で、まだ上回っている。以下、九州FG、西日本FH、宮崎銀行、佐賀銀行の4行も昨年8月に最安値を付けているが、26日の株価はまだプラスとなっているのがわかる。

 しかし山口FGの最安値は今日26日の596円。大分銀行も今日26日の2,130円で、毎日安値を更新している。はたして、九州地銀の株価が落ち着きを取り戻すのはいつになるのだろうか。

【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】

関連記事