福岡・天神に3棟目の「ホテルモントレ」開業　ビジネスから団体客まで幅広く対応

　全国にホテルを展開するホテルモントレグループは4月1日、「ホテルモントレ福岡」（福岡市中央区渡辺通、302室）をオープンした。

　今回オープンした「ホテルモントレ福岡」では、異国文化の交流が盛んな国際都市として発展を遂げてきた「都市（まち）博多」を織物になぞらえ、多様な文化が幾重にも折り重なってできる色合いや風合い、そして肌触りを感じる空間をホテルコンセプトに掲げている。館内のインテリアや調度品などには、博多織モチーフなどの装飾を採用した。

　客室には、快適な睡眠を提供するシモンズ社製のポケットコイルマットレス採用のベッドを備えるほか、グンゼとの共同制作によるオリジナルパジャマを用意。また、有線LANやWi-Fiなどのネット接続環境完備や、加湿機能付空気清浄機を全室標準装備した。302室の客室はすべて3名までの宿泊が可能なうえ、さらに123室は4名まで宿泊可能なフォースルームとして設計。ツインで平日1名7,000円から、4名1部屋で泊まると平日1名5,000円というリーズナブルな宿泊料も魅力だ。

　館内には、新感覚の創作イタリアンが楽しめる「レストラン サン ミケーレ」も併設。さらに、サウナ付温浴施設「トリニテ」も備えており、男性客には浴場とドライサウナ、女性客には浴場とミストサウナで、旅の疲れを癒すひとときを提供する。
　JR博多駅へつながる「渡辺通二丁目」バス停まで徒歩1分、福岡市営地下鉄七隈線「渡辺通」駅まで徒歩2分、西鉄天神大牟田線「西鉄福岡（天神）」駅まで徒歩7分など、10分圏内に主要交通機関がそろっている。観光やショッピング、ビジネスなど、ホテルを起点としたアクセスが強み。

　「当ホテルの一番の強みは、大型の団体客も受け入れ可能なキャパシティを備えていることです。市内のホテルでは珍しく、大型バスの乗降も可能な屋根のある駐車スペースがあり、雨の日も濡れることなく、お客さまをロビーまで誘導できます」（須山裕介支配人）。個人や小グループの旅行客だけでなく、修学旅行客や企業の団体旅行客、インバウンド観光客など、さまざまな規模のニーズを見込んでいる。

　同グループは、福岡・天神地区で2003年6月開業の「ホテルモントレ ラ・スール福岡」（中央区大名、191室）、17年3月開業の「ホテル モンテ エルマーナ福岡」（中央区渡辺通、373室）の2棟のホテルを運営しており、今回の「ホテルモントレ福岡」で3棟目となる。

　「天神地区のホテル2棟では、昨年上期までの客室稼働率が90％台後半となっており、福岡のホテル需要は根強いと見ています。現在の新型コロナウイルス感染症が早く終息し、『異文化交流のまち博多』が本来の姿に戻ることを願うばかりです。いつでも多くのお客さまを安心・安全でお迎えできるよう、スタッフ一同、おもてなしのサービス向上に努めてまいります」（須山支配人）。

※新型コロナウイルスの感染拡大に対する同ホテルの対応について

【松本　悠子】

【ホテルモントレ福岡】
所在地：福岡市中央区渡辺通3-4-13
階数：地上13階、地下1階
総客室数：302室
チェックイン：午後3時
チェックアウト：午前11時
駐車場：立体駐車場63台
TEL：092-734-7111
URL：https://www.hotelmonterey.co.jp/fukuoka/

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