台湾が観光業の規制を3段階で緩和~外国人観光客の入国緩和は10月以降か
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EU各国(ギリシャ、ドイツ、イタリアなど)は、6月からの海外観光客受け入れ再開(各国で条件は異なる)を目指して動いているが、アジアでは台湾が観光業支援のため、防疫に関する規制を徐々に緩和していく計画を発表した。
<第1段階(5月27日~7月31日)>
6月1日からはソーシャル・ディスタンスを保ったうえで、高速鉄道における飲食を認める。端午節休暇(6月 25 日~28日)から、台湾鉄道の立席券および高速鉄道の自由席券が販売を再開する。<第2段階(8月1日~9月30日)>
国内観光業者への助成として、団体旅行、個人旅行客の宿泊施設への宿泊を可能とし、遊園地の入場券、観光ツアーバスなどに助成金を出す。また、高速鉄道での社内販売を再開し、桃園国際空港の人数規制を緩和するほか、状況を踏まえながらマスク着用、体温測定、ソーシャル・ディスタンス確保などの規制を解除する。<第3段階(10月1日~12月31日)>
各国の感染および出入国規制、航空政策(台湾との往来便の制限)などの状況を踏まえながら、外国人観光客の入国規制の解除を進め、インバウンドの復興および成長を進めていく。【茅野 雅弘】
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