日経平均2万6,000円台に、九州地銀3社が昨年3月末上回る
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【表1】の通り、16日(現地時間)のニューヨーク市場でダウ平均株価は前日比518ドル76セント高の3万4,063ドル10セント(同1.55%増)と大幅に上昇した。米連邦公開市場委員会(FOMC)はフェデラルファンドレート(FF)金利の誘導目標を0.25ポイント引き上げ、0.25~0.5%とすることを決定。その後、NYダウは一時マイナス圏に転じたが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見で強気な発言をしたこともあり、再び買い戻され、3日連騰となった。1ドルは118.26円(17日午後2時35分現在)。
ダウ平均株価の上昇を受けて、17日の東京株式市場の日経平均株価は【表2】の通り、4営業日連騰となり、同890円88銭高の2万6,652円89銭(同3.46%増)と2万6,000円台を回復して取引を終えた。
【表3】の通り、九州地銀7行(FG・FH含む)の株価も上昇した。ふくおかFGは同61円高の2,404円(同2.60%増)。21年3月31日の株価に対して305円高(同14.53%増)となっている。九州FGは同9円高の420円(同2.19%増)。21年3月31日比で55円安(11.58%減)となった。
西日本FHは同10円高の802円(同1.26%増)。21年3月31日の株価に対して7円高となり、プラスに転じている。北九州銀行を傘下に置く山口FGは同3円高の731円(同0.41%増)。21年3月31日比では5円安。
大分銀行は同16円高の2,032円(同0.79%増)、21年3月31日比で122円安となっている。宮崎銀行は同36円高の2,205円(同1.66%増)、21年3月31日比では132円安。佐賀銀行は同35円の1,511円(同2.37%増)、21年3月31日比では35円高とプラスに転じた。
九州地銀7行のうち、ふくおかFG、西日本FH、佐賀銀行の3社が、21年3月31日比でプラスとなっている。3月末までに全銘柄が前年比でプラスに転じるかどうかに注目が集まっている。
【(株)データ・マックス顧問 浜崎 裕治】
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