ハウスメーカー七呂建設、約3年半で1,000棟完成

　鹿児島を拠点とするハウスメーカー・（株）七呂建設が、24日に2,000棟目の完成引き渡しを予定している。今年創立62年を迎える同社は、住宅事業に本格参入して12年7カ月で1,000棟目を完成させていたのに対し、2,000棟目はそこから3年8カ月での到達となった。同社は鹿児島県内で年249棟（21年）を完成させた県内トップのハウスメーカーとして知られる。

　急成長の理由について同社は、「19年3月に18カ所だった拠点数が11月現在では29カ所に増加していること」「高級住宅ほか新分野の住宅事業を展開していること」「ハウス・オブ・ザ・イヤーの4年連続受賞やグッドデザイン賞の受賞など業界や団体から高い評価を得られたこと」などを挙げた。

　今期は長崎市へ初進出したほか、宮崎市への進出も予定されており、各地でモデルハウス建築計画が進行中。「九州全域に七呂建設の住宅をお届けしたい」（同社）と意気込む。

　累計建築棟数2,000棟達成を記念して、24日にはセレモニーの開催が予定されている。

【永上　隼人】