気球型宇宙船ネプチューン、明日から乗船受付開始

　米国・フロリダを拠点とする宇宙ベンチャー企業、Space Perspective（以下、スペース・パースペクティブ社）が提供する、話題の気球型宇宙船『Spaceship Neptune（スペースシップ・ネプチューン。以下、ネプチューン）』の乗船受付が、いよいよ明日1月18日（水）開始となる。

　乗船券の販売を手がけるのは、HISの子会社で、顧客の希望にそったオーダーメイド旅行や多彩なオリジナルツアーを提供する（株）クオリタ（東京都新宿区、郷直人代表）。すでに専用HPが開設されている（“宇宙の入り口”への冒険旅行 | こだわりの旅行はQUALITA）

　HISは昨年、スペース・パースペクティブ社と提携し、日本・カナダにおける販売権契約を締結しており、日本における販売先を、子会社であるクオリタで担うことを決定していた。

　ネプチューンは、高度約30kmの宇宙の入り口まで上昇。無重力にはならないため、事前のトレーニングや体重制限などもなく、18歳以上であれば誰でも参加できるのが特徴だ。最大8名で搭乗可能で、離陸から着陸まで、約6時間のフライトとなる。乗船券はすでに世界中で1,000名を超える人に販売されている。

　来年、2024年に予定されているフライトは完売したため、明日から販売開始となるのは、再来年、25年10月からの乗船券となる。

　料金は1人12万5,000USドル（約1,605万円＊出稿時のドル円換算）。なお、手配料金として55万円が別途必要となる（※手配料金はキャンセルの時期・キャンセル料の発生有無に関わらず返金されない）。

【代　源太朗】