不動産賃貸業などを手がける大稲グループ(福岡市中央区)の複数の企業で代表を務める稲員英作容疑者が8日未明、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された。
福岡県警によると、稲員容疑者は8日午前3時前、福岡市早良区西新6丁目において酒気を帯びた状態で普通自動車を運転していた。稲員容疑者の呼気からは基準値の5倍を超える0.8mg/Lのアルコールが検出された。
稲員容疑者は砂利販売を手がける(株)大稲物産(中央区)とビル管理の大稲産業(株)(福岡市中央区)の代表を務めている。
大稲グループはタクシー事業で業容を拡大したが、タクシー・ハイヤー部門を手がける(株)福岡ハイヤーサービスは今年3月に株式を譲渡して撤退している。一方で22年11月に旅客自動車運送業を目的に(株)福岡リムジンサービス(中央区)を設立。稲員容疑者は2人代表制を敷く同社でも代表を務めている。
今回の逮捕について、大稲物産担当者は「報道で知った。現在弁護士を通じて事実を確認している。確認が取れた段階で対応する」としている。
【鹿島 譲二】
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