2024年11月22日( 金 )

南部療育センター建設、旭工務店JVが落札

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 福岡市発注の「南部療育センター(仮称)新築工事」を、(株)旭工務店を代表とする、旭・西鉄・岩堀JVが15億5,750万円(税別)で落札した。

 建築物の概要は、RC造地上4階建ての延床面積約3,500m2。整備地は、福岡市博多区三筑2丁目の旧南福岡特別支援学校跡地で、西鉄・雑餉隈駅、JR南福岡駅から徒歩10~15分程度の場所となっている。工期は、7月21日~25年2月10日までを予定している。

整備地略図 福岡市公表資料より

  市内の療育センターにおいては、新規受診児数が増加傾向にあり、相談から初診までの期間が長期化。とくに、既存の療育センターが中央区、西区、東区に立地していることもあり、南部地域では相談・診断機能が不足している状態だった。

 市ではこうした状況の改善に向けて、南区にある療育施設・あゆみ学園の機能を承継し、相談・診断・療育までを一体的に行うことが可能な南部療育センター(仮称)の整備に着手。24年度中の完成を目指し、19年から計画を進めていた。

▼関連記事
マンション建築から天神ビッグバンまで、100年目の旭工務店を見据え裾野を拡大

【代 源太朗】

関連キーワード

関連記事