リックス、通期業績予想を修正 固定資産売却益で最終利益は上振れ

 10日、リックス(株)(本社:福岡市博多区、安井卓代表)は2026年3月期の通期連結業績予想および配当予想を修正すると発表した。

 売上高は従来予想の570億円から560億円へと10億円下方修正した。営業利益は39億9,000万円から35億2,000万円へ、経常利益も40億8,000万円から38億7,000万円へとそれぞれ減額となる見通し。

 修正の理由については、鉄鋼、自動車、電子・半導体分野向け事業は概ね堅調に推移しているものの、期初に掲げた売上目標にはわずかに届かない見込みとなった。営業利益の減少については、協創センター稼働にともなう関連費用の増加や、米国の非連結孫会社「RIX Machining and Manufacturing, LLC.」の業績悪化にともなう貸付金への貸倒引当金計上などが要因としている。

 一方、当期純利益は31億3,000万円と、従来予想の28億5,000万円から上方修正した。2月に公表した旧本社の土地・建物売却にともなう固定資産売却益(約8億2,000万円)を特別利益として計上するため。また、為替面では急激な円安の影響により為替差損が想定より改善し、約4,000万円の為替差益が発生する見込みとなっている。

【寺村朋輝】

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