高市首相、維新に配慮し衆議院比例45減を指示~自民内や野党から反対の声

 高市早苗首相(自民党総裁)は、衆議院議員定数削減をめぐって比例代表の45議席を対象とする方向で調整するよう鈴木俊一幹事長に指示を行った。

 比例45減は自民と連立を組む日本維新の会が主張している。4日に自民党本部で開催された政治制度改革本部総会では定数削減を容認する声が多かったが、異論も根強くある。

 現在、衆議院定数465議席のうち、小選挙区が289、比例が176である。議員定数1割減は連立政権合意に明記されている。両党は昨年の臨時国会に「小選挙区25、比例20」の削減法案を提出したが、衆議院解散により廃案となった。

 総会では「地方の小選挙区をこれ以上削減することは厳しい」との声が多かったが、自民党内にも異論がくすぶっており、野党の多くは少数意見や地方の切り捨てになると反対している。

【近藤将勝】

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