ピエトロ、古賀市の新工場「Pietro Factory Park」を25年秋にオープン

　オリジナルドレッシングの製造・販売やパスタ専門店の運営を手がける（株）ピエトロ（福岡市中央区、高橋泰行社長、東証スタンダード）は14日、古賀市青柳釜田地区で計画している新工場の名称を「Pietro Factory Park（ピエトロファクトリーパーク）」とすることを発表した。

　新工場は、古賀市の福岡食品加工団地内に構えている第1から第3までの3つの工場を集約し、生産性の向上を図ると同時に、最新設備を通じて消費者により安全・安心な商品の提供を行うもの。また、工場で働くすべての従業員が快適に働ける職場環境を整備していくとしている。

　さらに製造機能だけでなく、人々が「つながる場所」として同社の顧客やファンが集う新たな拠点とするべく、さまざまな取り組みを行っていくための体験型施設や設備も整備。敷地内の緑地をパブリックスペースとして開放し、ここを活用してのさまざまなイベント開催を計画するほか、同社の味づくりのこだわりを知ることのできる「工場見学コース」を設置する。さらに、レストランやショップも併設する計画で、単なる製造拠点にとどまらない地域に開かれた交流拠点とする。

　なお、2021年3月には同社と古賀市が立地協定を締結。新工場の着工は24年6月の予定で、オープンは25年秋を予定している。

【坂田　憲治】

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