2024年11月25日( 月 )

政治家を志す古賀ゆきひと氏「安保法制成立に危機感」

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 

来年夏に行われる参議院議員選挙の福岡選挙区において、民主党福岡県連が擁立を検討しているFBS福岡放送のアナウンサー、古賀之士(ゆきひと)氏(56)が1日、福岡県庁で記者会見を行った。

 13会見で古賀氏は、政界を志す理由の1つを「平和への願い」と述べ、安保法制成立までの経緯について、「9月の安保関連法案の採決は、憲法学者の9割が『違憲』、8割以上の国民が『説明不足』と言われるなかで行われた」とし、日本にとって大きな転換点であると同時に、違和感と危機感を覚えたとした。

 また、古賀氏は、これまでの取材で「今、世界遺産候補で話題の沖ノ島を含む福岡県内60市町村すべてを取材」したという経験を強調。「福岡と日本の発展が、平和の礎につながると信じる」とし、政治家として福岡の発展に貢献していきたいと語った。

 古賀氏は、1959年4月9日福岡県久留米市生まれ。福岡県立明善高校、明治大学政治経済学部を卒業し、1984年4月に(株)福岡放送に入社。報道部に配属され、31年余、アナウンサーを務めてきた。地元・福岡県では、司会を約20年務めた夕方の情報番組「めんたいワイド」で高い知名度を誇る。

【川元 浩明/山下 康太】

 

関連記事