1,300万円虚偽記載、福岡地検が井上貴博氏らを不起訴処分
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自民党衆院議員の井上貴博氏(53)が2012年衆院選挙の選挙運動費用収支報告書に虚偽の記載をしていたとして、学者らが公職選挙法違反(虚偽記載)容疑で刑事告発したのに対し、福岡地検は12月4日、井上氏と出納責任者の吉村浩氏(82)を、嫌疑不十分で不起訴処分とした。
刑事告発していたのは、政治資金オンブズマン共同代表の上脇博之・神戸学院大教授ら全国の研究者ら。
告発状は、井上議員が出納責任者と共謀して、2012年の衆院選挙の選挙運動期間中に自民党福岡県第1選挙区支部から「選挙関係費」として1,300万円の寄付を受けながら、その収入と支出について選挙運動費用収支報告書に一切記載しなかったとして、公職選挙法違反に当たるとしていた。
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