2024年11月25日( 月 )

博多湾WF地区再整備案の概要、来週の市議会で明らかに

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

hakatakou 博多港・中央ふ頭をはじめとした博多湾のウォーターフロント(WF)地区における再整備計画案の概要が、来週の市議会で示される予定であることがわかった。WF地区の再開発については今年3月からアイデアを公募しており、応募された案を検討したうえで来週提出される概要が作成された。今年度中に正式な計画をまとめ、来年度から事業者の公募に向けた手続きに入るとしている。

 西日本新聞は10日の朝刊で、WF地区再整備では福岡サンパレスを取り壊し、大博通りを延長、海沿いに北に延びる道路を整備するとしており、現在のサンパレスを上回る規模のホールを新設、物販やレストランなどの施設を充実させると同時にバス高速輸送システム(BRT)の導入も行われると報じた。

 この報道について福岡市役所総務企画局ウォーターフロント再整備推進室調整課に事実確認したところ、西日本新聞の記事内容の真偽についての回答を避けたが、来週の市議会に提出すること、その際に概要の詳細が発表されることは間違いないとの回答が得られた。
 また、市役所は来週提出される概要は確定されたものではなく、現在までに検討を重ねていった中間報告という位置づけであることも付け加えていた。

 福岡市はクルーズ船の寄港が増加しており、来年は400回の寄港が見込まれている。市はWF再整備でWF地区と博多、天神両地区とのアクセスを高めることによる新たな人の流れを生みたい考えだ。

【柳 茂嘉】

 

関連記事