15日、(株)アイエヌホールディングス(本社:福岡県築上郡、奈賀幾次郎代表)は25年10月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は101億7,000万円(前期比9.8%増)、営業利益は8,700万円(同14.7%減)、経常利益は1億1,700万円(同47.4%減)、当期純利益は9,100万円(同42.8%減)で、増収減益となった。
決算要因としては、主力である総合ロジスティクス事業において、大手メーカーや物流会社との強固な取引関係を基盤に安定した輸送需要を確保したほか、車両不足リスクに備えた計画的な車両投資や拠点ネットワークの強化が奏功し増収となった。また、自社開発の配車管理システムなどDX施策による運行管理の効率化にも努めた。一方で、燃料費の高止まりに加え、人件費の上昇や車両投資にともなう減価償却費の増加といったコスト構造の変化が利益を圧迫し、各段階利益は減益となった。
通期(26年10月期)の業績予想については、売上高は118億6,100万円(前期比16.6%増)、営業利益は2,800万円(同67.3%減)、経常利益は4,000万円(同65.7%減)、当期純利益は3,400万円(同62.3%減)で、増収減益を予想している。
【寺村朋輝】
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