メディアファイブ、26年5月期中間決算 非連結移行後、減収も増益で黒字転換

 8日、メディアファイブ(株)(本社:福岡市中央区薬院、河野活代表)は26年5月期中間の非連結決算(前期までは連結)を発表した。それによると、売上高は8億8,600万円(前年同期比3.6%減)、営業利益は2,900万円(同314.3%増)、経常利益は2,900万円(同1,350%増)、四半期純利益は1,800万円(前年同期は100万円の赤字)で、減収ながら大幅増益となり黒字転換した。

 決算要因としては、情報サービス業界におけるDX投資需要の継続とIT人材不足を背景に、主力のSES事業で新規取引先の獲得と既存取引先への契約単価交渉を進めたことが収益改善に寄与した。加えて、東京支店移転にともなうITエンジニア育成拠点「アキバ・テックドリーム・アカデミー」の開校による人材育成強化、ワークライフバランス向上施策、子育て世代支援としての保育園運営など、採用力と定着率向上に向けた投資が奏功した。

 セグメント別では、SES事業の売上高が8億2,600万円、セグメント利益が2億1,400万円となり、収益の柱としての存在感を維持した。一方、ソリューション事業は中小企業向け「OFFICE DOCTOR」サービスを中心に安定受注を確保したものの、売上高6,000万円、セグメント損失200万円と赤字が続いた。全社費用の圧縮と営業外損益の改善もあり、全体では大幅な利益回復につながった。

 通期(26年5月期)の業績予想については、売上高は17億8,300万円、営業利益は3,600万円、経常利益は3,400万円、当期純利益は1,800万円で、増収減益を見込んでいる。

【寺村朋輝】

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