2024年11月23日( 土 )

【パナマ文書】やずや・矢頭代表、節税対策と租税回避を否定

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矢頭徹氏の回答文書 矢頭徹氏の回答文書

 国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ・本部ワシントン)が発表した、租税回避地(タックス・ヘイブン)の実態を示すパナマ文書およびオフショアリークスの記載について、(株)やずやおよび(株)やず企画の代表取締役・矢頭徹氏に対する当社の質問に対し、12日、矢頭氏から回答が寄せられた。11日に送った弊社からの質問状は以下の通り。

 前略、
 日本時間の5月10日未明に、国際調査報道ジャーナリスト連合(以下ICIJ)が発信した租税回避地(タックスヘイブン)の実態を示したパナマ文書およびオフショアリークスに関して、質問させていただきます。

 ICIJのウェブサイトを検索したところ、貴社関連会社の株式会社やず企画様と前社長の矢頭美世子様の居宅の住所がヒットいたしました。その関連で、以下の通り質問させていただきます。

1.ICIJが発信している情報では、ケイマン諸島に本社を置くSun Red River Cayman Co., Ltd.の矢頭徹様と美世子様および(株)やず企画が役員のメンバーとなっております。これは事実でしょうか。
また現時点でも役員を継続されておりますか

2.Sun Red River Cayman Co., Ltd.との関係構築の目的について

以上、明確なご回答をいただければ幸甚です。

 

 矢頭氏からの回答は以下の通り。

拝 啓
昨日受付にいただきました、ご質問に回答いたします。
このたびのパナマ文書の報道をご覧になられてのご質問だと考えております。

 やずやの場合は、報道されているような内容とは全く異なる経緯により記録が残されておりました。いただいた質問への回答とは少し異なりますが、回答とさせていただきます。なお、こうしたご質問に関し、各社様ともに、報道の内容とは異なることをご理解いただいております。
 
 経緯は、約15年前にベトナムの企業(SunRedRiver)を譲り受け、やずやグループの㈱やず企画が事業継承を行った際、ベトナム企業の株主の登記がケイマンにありました。

 したがって、名義変更をした際には弊社代表の記載はケイマンでしたが、すでに登録抹消されております。もちろんケイマンでの金銭的取引はなく、節税対策など租税回避も一切ございません。

 それ以上のこともないため、正直弊社としても困惑しているところです。

また、その後福岡国税局の調査を受けた際にも、当該事業継承関連での問題はなかったことを、弊社会計参与に確認しております。

 どうかご理解くださいませ。

敬 具

【河原 清明】

 

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