温故知新~福岡博多ライオンズクラブの精神を継承
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福岡博多ライオンズクラブ
第52代会長 吉田 優貴雄 氏伝統とは魂を受け継ぐこと
福岡の地で3番目に結成され、今年で設立52年目を迎える福岡博多ライオンズクラブ。新年度が始まる7月1日、吉田優貴雄氏が第52代会長に就任する。
吉田氏は、2016年~17年度の基本方針を「温故知新(昔のことを学び、そこから新しい考え方や行いを見つける)」と打ち出した。歴史と伝統あるクラブの名誉と誇りを保ち続けるためには、守り続けるものと変えていくものを見極め、魂や精神をつないでいくことこそが本質ではないかと考えた。つまり、伝統を守るための改革が大切であり、その思いを込めた「温故知新」を基本としたのである。社会への奉仕活動
吉田氏が福岡博多ライオンズクラブに入会したのは2007年。3人の子どもを持つ吉田氏は、地元小学校のPTA会長などを務め、地域活動へ積極的に参加していたことから、ライオンズクラブとの縁を得た。「もうお亡くなりになられましたが、地域の少年ソフトボールの監督をしていた方が福岡博多ライオンズクラブのメンバーで、『一緒に社会のために、皆のために何かしないか』と言って誘ってくださいました」(吉田氏)。
社会奉仕団体であるライオンズクラブの活動内容は幅広い。地域の清掃や献血の呼びかけなど奉仕活動から、寄付や寄贈などその内容は多岐にわたる。個人ではなくライオンズクラブが行うことで、大きな力が結集されている。同クラブが行う来期の具体的な活動内容はまだ計画段階だが、熊本地震へのサポートは積極的に行っていきたい考えだ。高尚なる生き方を
ソニー生命保険(株)に勤める吉田氏は、世界の生命保険営業職トップメンバーで構成されるMDRT(Million Dollar Round Table)の終身会員で、12年にわたってメンバー登録されているトップ営業マンである。「保険会社を仕事として選んだのは、妻子を残し若くして亡くなった友人がきっかけです。基本的に保険は、愛の大きさと比例しています。守るべきものを持ったとき、人は保険を必要とするのだと思います」(吉田氏)。
人の喜ぶ顔、笑顔が大好きだという吉田氏は、人の役に立つことを第一に考える。その生き方が自然と営業成績に結び付いた。
吉田氏が感銘を受けた内村鑑三の著書に「後世への最大遺物」がある。『普通の人間にとって実践可能な真の生き方とは何か。金か。事業か。思想か。何人にも遺し得る最大遺物…それは高尚なる生涯である』(同書抜粋)。内村鑑三は、高尚なる生き方こそ、誰もが残せる最大遺物だと説く。
ライオンズクラブの理念は、「自由と知性を尊重し、地球上の全ての人々との間に相互理解の精神を培い、世界の平和に貢献すること」だ。ライオンズクラブには、高尚な生き方を個人だけでなく、チームとして実践してきた多くの先達がいる。吉田氏が率いる福岡博多ライオンズクラブはその精神を継承し、「温故知新」を基本として伝統を守るための改革に挑む。■クラブ概要
名 称:ライオンズクラブ国際協会337-A地区4R3Z
福岡博多ライオンズクラブ
結成日:結成会 1965年6月15日
国際本部登録:1965年6月15日
所在地:事務局 福岡市中央区天神3-15-24 三天第一ビル3階
TEL:092-771-5781
FAX:092-771-5789<プロフィール>
吉田 優貴雄
1966年2月生まれ。ソニー生命保険(株)エグゼクティブライフプランナー。MDRT終身会員(12回登録)。趣味:ワインの角打ち、旅行関連キーワード
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