2024年11月25日( 月 )

筑紫女学園新理事長(?)長谷川裕一氏解任の勧め(1)~筑紫女学園の迷走

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人格・品格・経営能力まるでなし

 筑紫女学園の関係者すべての皆さん!!
 この新理事長(?)長谷川裕一氏について、私が知る範囲のことをすべてお伝えします。この(?)は、長谷川氏が新理事長に就任したと言われる手続きに疑義があるので、(?)のマークをつけているのです。だから、この疑義の認識を前提に思考してくださいね。

tikujo-min まず、取材の過程で驚いたことは、理事関係者たちの「上場させた経歴があるから、経営能力があるはずだ」という発言を耳にして愕然としました。後述しますが、まるで経営能力はありません。自身の“暴走的拡大経営路線”を自前で解決できず、他人様に尻を拭いていただいた事実は、関係者にとっては公然と認知されていることです。

 筑紫女学園の経営陣の要職にある方々があまりにも世間に疎いことを知り、私の伝達する使命感が沸々と湧いてきました。元々、要職に就いておられる方々は大半が住職さんたちです。だから世間知らずであるのは当然ですよね。筑紫女学園のすべての関係者へ今からお伝えするレポートは、すべて私が関与したことばかりです。私は情報記者として42年間、地場経済界をウォッチしてきました。この関わりのすべてをまとめてお伝えします。

 長くなりますが、レポートは10回連載となります。結論から言えば、私は、長谷川氏について、(1)生長の家の問題、(2)人格・品格・経営能力まるでなし――という立場を取ります。だからこそ、長谷川裕一新理事長(?)の解任をお勧めいたしますが、私のレポートに接されて判断されるのはあなた方です。
 筑紫女学園では、揉めごとが起きて経営体制が揺らいでいます。この非常時でなければ、筑紫女学園にとって異物の存在=長谷川裕一氏の理事長(?)の誕生はなかったのです。

筑紫女学園には、税金が投入されていることを忘れないで!!

 筑紫女学園の関係者の皆さん!!税金で賄われている事実をお忘れなく!!
 現在、学園の総収入は総額40億円です。その約4分の1が税金で賄われています。大半の方々は、この事実をご存知ないでしょう。多少、認識のある方は、「補助金に頼っている」程度のことは頭にあるはずです。
 そうなのです。筑紫女学園も少子化の波を受けて、経営環境は楽でありません。だからこそ納税者の1人として、筑紫女学園の経営動向には関心を持つわけです。

 余談を一篇。近々廃校になるであろう、下関市にある私立大学の理事長を取材したことがあります。この理事長は、「我が大学は補助金を私学委員会から受けている」と強弁するのです。「理事長!!貴方は間違っています。補助金ではないです。税金投入という認識を持ってください」と厳しく攻めました。
 筑紫女学園のすべての関係者の皆様方、私学経営の厳しさ、先行き真っ暗さに関しては、危機感を共有してください。

 さて、長谷川氏とは昼間、夕方と、上川端商店街アーケードでよく会います。アーケードに仏壇・はせがわの福岡本部があるから、立ち寄っているのです。ある夕方のことでした。事務所玄関に立ち止まっていた同氏を見つけたのであります。「今回、筑紫女学園の理事長に就いたようですね」と投げかけました。「いやーコダマさん!!応援してよ」と、相変わらずの調子の良い返事です。そこで2~3日して取材申し入れを秘書の方に行いました。だが、予想通り、なしのつぶてです。調子だけは良い男です。

 舛添要一氏が、東京都知事の辞任を余儀なくされました。中央の新聞・週刊誌が当方へ取材に来たのです。追っかけていた舛添氏の地元ネタとは、12~13年前の実母への看護嘘偽りの件でした。その責めの集中攻撃を浴びて、東京都知事のポストを投げ出したのです。やはり東京都知事という職は、公人の極みなのでしょう。
 長谷川氏も同じことです。上川端商店街のアーケードでたまにめぐり会い、挨拶を交わす程度。市井の人として歳をとっていくだけの人生を選択されていたら、こんなレポートを提供することにはならなかったと思います。ですが、筑紫女学園理事長という公職に就いた以上、私としては冒頭述べたように、筑紫女学園のすべての関係者が判断されるための情報を提供する使命感が、湧き上がってきたのです。

(つづく)

※資料として長谷川氏のプロフィールを添付します。今後、これを参照しながら読んでいただきたい。

長谷川 裕一(はせがわ・ひろかず)

<略歴>
1940年 10月 福岡県直方市に創業者 長谷川才蔵の長男として生まれる
1963年 3月 龍谷大学文学部仏教学科を卒業
1963年 4月 長谷川仏具店(現・(株)はせがわ)入社
1982年 4月 (株)はせがわ 代表取締役社長就任
1987年 11月 九州ニュービジネス協議会設立時より副会長を務める(2008年6月に退任後、顧問就任) 
2003年 9月 日本ニュービジネス協議会連合会 副会長就任
2008年 4月 (株)はせがわ 代表取締役会長就任
2008年 6月 (社)日本ニュービジネス協議会連合会会長就任
2014年 6月 (株)はせがわ 相談役に就任

<座右の銘>
「心は身体の真似をする」「苦難は妙薬なり」

<著書>
「日本流」(ダイヤモンド社刊)
「お仏壇の本」(チクマ秀版社刊)
「商人道」((株) はせがわ刊)

<主な役職>
公益社団法人日本ニュービジネス協議会連合会 前会長
一般社団法人九州ニュービジネス協議会 顧問
遠州流作動連盟本部 理事長
九州大学 総長アドバイザリー会議 委員
九州工業大学 客員教授
元 国土審議会 特別委員
元 日本青年会議所 副会頭

 
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